前回のつづきです。

・ハレさん
・臣(おみ)さん
・桐谷さん
・オレ

の一行はタクシーで梅田からミナミへ移動。
ヘップさんとdevさんがいらっしゃるクラブへと向かうのであった。

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小鹿と呼ばれるそのクラブ、
実は臣さんと桐谷さんはそこの常連。

オレも一度か二度行ったことがあるが、
かなり久しぶり。

そもそも小鹿に限らずほとんどクラブに行かないオレは、
ちょっと緊張していたwww

ハレさんはもちろん初めてなので、
ここは臣さんと桐谷さんに付いて行き勉強させてもらうことにした。

クラブ近くでタクシーを降りて歩いて向かう。

そのわずかな距離の間でストw

ここでもええかっこしいのオレは、
ゴリゴリの胸トラップで声掛けw

二人組の片割れを胸ドリブルでセパして連れ出しを試みるも、
余裕の友達グダ。

放流。

ハレさん「サービス精神旺盛ですねwww」

てなわけで小鹿IN。

いつも思うのが、クラブって入る前に入口に並ばされて、
身分証でチェックされるんですが、
そのときの店員の態度、あれなんなんすかねw

人ってこんなに無表情になれるんですか?っていう顔したおねえちゃんが、
身分証をお客さん一人ひとりからむしりとって、本人かどうかじろじろ写真と見比べるww

オレ「臣さん、いつもこのおねえちゃんこんな感じっすかw?」

臣さん「まあ、ここではいつもそうっすね^^」

オレ「まるで囚人になったような気分なんですけどwww」

ボディチェックも受けてようやく中へ。

めちゃ混んでる。

ごった返す店内を歩きながらヘップさんたちを探す。

しばらくグルグルしてると、

ハレさん「あそこにいます^^へっぷさんです^^」

ハレさんが指さす方向を見ると、
椅子に座っている女の子二人組にグイグイナンパしている男二人が。

一人は知っている顔だ。
いつもオシャレなdevさん。

だとするとその相方、このお方がへっぷさんか!

トークがかなり盛り上がっているのでジャマしちゃ悪いので、
しばらく観察させてもらう。

それにしてもへっぷさん、
めちゃめちゃ笑顔を振りまき、すごい楽しそうw

身振り手振りも織り交ぜて女の子の笑いを引き出している。

オレ「(この人が噂のへっぷさんか~。すごいな~)」

へっぷさん、すみません、
めっちゃ視姦してましたw

お二人の和みトークもひと段落して放流されたようだったので、
ハレさんに間に入ってもらいご挨拶^^


⇒ へっぷさんのブログ「へっぷのくるくる観覧車


そしてdevさんにも^^


⇒ devさんのブログ「devの大阪日記


するとすぐさまお二人はその横に座ってた別の二人組に声掛け。

一瞬で和むwwwなにコイツらwwwすごいwww

またしても店内をグルグル。

グルグル。

・・・

地蔵www

あかん、まじでクラブ苦手www

これではいかんと声掛け開始。

一発目の声掛けフレーズがわからんので、
ソロ案件めがけてとりあえずオレの鉄板フレーズ。

オレ「はいラッシャイ!どうぞどうぞ、いらっしゃいませ~^^」

女「何w?お店の人ww」

オレ「とりあえず何飲みます??」

女「もう飲めへん!水。水ちょうだい」

オレ「そんな飲んだん?水でええの?」

バーカウンターへ移動。
まだ使ってなかったオレのドリンクチケットで水を注文。

めちゃめちゃちっこいペットボトルの水を手に、

オレ「ちょっとしゃべろうや^^」

で、入口近くのところで立話。

別にたいしたことしゃべってませんが、
まあまあ気に入ってもらえました^^

友達と来ているそうで、
友達が店内で男といちゃついてるとのこと。

しばらくするとその友達と男が横に。

オレ「え、このコがさっき言ってた友達?」

女「そう^^」

ちらっと見ると、

男とめっちゃディープキスしとるwww

オレ「どうするん?もう完全にいい感じになってるでw」

女「このコいっつもそうやねん^^」

オレ「ジャマしたらあかんからオレら外でよか^^」

女「いや、今日いっしょに帰るねん^^」

かなり和みましたが結局放流。

友達連れてお帰りになられました。

再び店内徘徊。

結構な長い時間女と立話をしていたので、
その間いっしょに来た臣さんも桐谷さんも早々にクラブを後にさて、
ハレさん、へっぷさん、devさんもどこへ行かれたわからない。

適当に案件を探していると、
かなりベロベロで服装もエロい女捕獲。

ぱっと見、もっと酔わして勢いで簡単に一発ヤれそうな感じのコ。

ただまあコイツなんのストレス発散なんかお立ち台で踊り狂うw

とりあえずポジションキープしてころ合い見て外連れ出そうかと思ってたらクラブ終了。
音が止まり、お客さんぞろぞろと帰りだす。

そしたら女の友達っぽい女3人組みが来て連れて帰ろうとしやがる。

オレ「え、友達といっしょやったんや」

3人組のボス「さっきここで友達になってん^^」

オレ「そうなんや。大丈夫オレが連れて帰るから^^」

3人組のボス「いや。私たちと一緒に帰るの」

すると女が口を開き、

女「”ジーツー”行こうぜ!じーつー、じーつー!」

”ジーツー”とは別のクラブの名前で、朝方7時くらいまでやってるカオスなクラブ。
噂を聞いていたがオレは行ったことがない。

しかし幸いにも以前、はじめて臣さんと出会ったときに場所を案内してもらったことがあり、
どこにあるかだけは知っていた。

オレ「よっしゃ、ほんだらオレ場所知ってるから連れてったるわ^^」

小鹿を出て歩き出す。

相変わらずボス女が付いてくる。
クソ邪魔だ。

しかし3人組みのほか2人はもう帰りたそう。

歩くスピードを上げると2人は置いてけぼり。

ボス女だけはひつこく付いてくる。

オレ「あれ、友達2人は?どっかいなくなってもたで?」

ボス女「あれ?」

オレ「後ろにおるわ。呼んでおいでや。オレら先行ってるから」

ボス女を振り切り女と二人でタクシーに乗る。

せっかくなんで入ってみようと思い、
女の希望通り”ジーツー”へ。

入店。

確かにうわさ通りカオスな箱。

何軒かクラブをハシゴしてきたやつらが行きつく先がここなのだ。

とりあえず酒を飲み、踊りに行く。

この女、日ごろからこんな感じでベロベロに酔って踊り狂うのが気持ちいいのだろう。
またしてもお立ち台でガンガン踊る。

するとここへ、

さっきのボス女再登場!

ついて来やがった。

友達2人は帰って一人で追いかけて来たのだ。

女をボス女に横取りされるw

女の手つないでよしよししだし、オレは完全によけもの。

オレは思った。

このボス女、レズ版即師やろww

血迷ったオレは3P打診するも無理に決まっている。

最終的に結託した二人に鬼のように嫌われて、なすすべもなくトボトボと退散。

クラブを後にする。

朝だ。

よれよれのオレは最後のチャンスに掛けるしかなくなった。

そう、

ゴールデンタイム。

通称GT。

かの有名凄腕ナンパ師ロマーリオさんが生み出した言葉。

ミナミの街の朝方の時間帯のことをそう呼ぶ。

クラブ帰りの疲れ切った女を道ばたで拾って食うのだ。








つづく


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