前回までのあらすじ)
非モテ街道まっしぐらの主人公はいつしかナンパ師となり、街に出ては女の子に声を掛けてはハメるというゲスな男となっていた。そんなある日、いつものごとく街に繰り出した主人公。そこで一人の女性と出会うのだが・・・。


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清楚系。いわゆる清楚系。いつも通り声を掛け、いつも通り連れだしをする。非モテなオレもナンパするときは自分に暗示をかけている。オレは世界一カッコイイ。その根拠のない自身を身にまとい、堂々と会話を展開する。

カフェに入り、お互い一杯ずつ飲み物を注文する。最初はやっぱり怪しまれる。だから連れ出し先ではじめにするのは自己開示。自分は何者か。なぜここに来たのか。なぜ声を掛けたのか。理由を与えてあげる。多少ウソでもかまわない。

この日は番ゲして放流した。番ゲしたあともトークを続け、次のデートの約束やプラン、自分たちの未来について話しておく。

そしていつも通りメンテをする。くだらないやりとりで盛り上がる。そしてアポをとる。

いつも通りのアポ。食事に行く。彼女はお酒を飲まない。オレのジョークに大笑いをしてくれるが、常にに冷静さを保っていた。やれそうにない。それでも一応ホテル打診。

余裕のグダ。ホテル前でグダ。食事の最中に仕上げないとそうなるのは当たり前だ。仕上げてないのに打診は俗に言うへた打ち。オレが良くやる一か八かは愚かな作戦である。

当然ながらのアポ負け。

しかしあきらめの悪いオレは損切りできずメンテ継続。彼女は明るくて正確がいい。あほなメールに付き合ってくれた。しかしそのうち彼女に彼氏ができる。

するとメール無視される。

ザオラル。

無視。

しばらくして、またザオラル。

無視。

しばらくして、またザオラル。

返事来る。

で、アポる。

久々に会った。しかしむっちゃ警戒される。

でも、話むっちゃ弾む。

話おもろい。

好きになるオレ。

ノーギラで放流。

うん。このコのこと好きだ。

またメンテ。

アポ。

話おもろいな。

てかこれもうナンパちゃうな。

普通の恋愛やな。

この子と付き合おう。

ナンパとか女遊びとかもうやめよう。

で、色使う。

マジ口説きする。

ホテル打診。

通る。

GET。

達成感を得る。

賢者モード。

すると、不思議なことに、今まで好きやった感情薄れる。

なんだコレは。

ホテルを出て、、

オレの気持ちは相手にも伝わり、、

解散。

もう連絡とってません。










カスだな、オレは。















と、いうわけで、、







好きになったと思ってまあまあ時間掛けてゲットしたけど、
ゲットした瞬間冷めて、もうええわってなったって話でした。











ナンパで真実の愛を手に入れることはできるのだろうか。





無理じゃね?






女遊びはやめられぬ。







病んできた・・・









(おわり)




P.S.

どういうふうに終わらせるか悩んだあげく、いつも通り雑になりましたw 

引っ張ってさーせん。
当分カノジョできる気しません^^



※ この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。